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シングルマザー 幼児期

保育園児を持つシングルマザーが困ること

この記事の親子データ

子供:保育園児

親:アラサー シングルマザー

親の気持ち♥:ドキドキ

1歳児から保育園生活を送っています。

ポイント制の地域だったため、「シングル」であることは加算ポイントであり、保育園に入れないと叫ばれる昨今ではありますが、第一志望にはいれました。

 

ただ一方でシングル家庭だからこそ、、保育園で困ることは多々あります。

今回はそんな一部をご紹介です。

同じようにシングルで子育てを頑張っている方には共感いただけると思いますし、シングルでなくてもワンオペ育児を頑張っている方にも共感できることはあると思います。読んだ後には少しでも気持ちが軽くなっていれば嬉しいです。

 

カミングアウトのタイミング

入園すると、1歳児だとさほど園児人数も多くないため、あっという間にママ達と顔見知りになります。

それはそれでいいのですが、やはりイクメンと呼ばれるお父さんたちにもよく合います。

ママ
いいなぁ。夫婦で交代に送り迎えができて。。。

なんて思うのはしょっちゅうです。

 

女の子がパパに甘える姿、男の子がパパとじゃれ合う姿。どれも微笑ましくて、わが子がそれを経験できないことを悔しく思います。

おそらく幼稚園だと、パパってあまり出現しないのではないでしょうか。

共働き夫婦だからこそ、育児分担もしっかりしていて、パパの登場回数も多いのです。

 

そこで困ってくるのが、我が家にはパパがいないことをいつ誰にどのタイミングでカミングアウトするか。です。

もちろん先生方はご存知ですが、他のご家庭に勝手に「あそこはパパを見ないね」とウワサされるのも嫌なものです。

 

別に堂々と「シングルですけど何か?」な状態ではあったものの、朝や夕方の送り迎えのタイミングでわざわざ言うことでもないし、、とタイミングがなかなかありません。

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送迎・係り活動の大変さ

シングルマザーの一番の大変さって物理的に体が一つ、手がふたつ(両手)しかないってことです。

毎日の送り迎え、朝はパパが、夕方はママが、みたいなことは基本的にはできなくて、まさに「シングル」なのですべてを一人で一つずつ片づけていくしかないのです。

 

係り活動というかいわゆる学校でいうPTAのようなものが保育園でもあるのですが、これへの参加も男性向きの仕事があったりして、パパママ一緒に参加したり、もよくあります。

これもシングル家庭ではできないので、一つの係りを請け負った場合に個人にかかる負担も大きいですし、協力できないうしろめたさも正直あります。

 

この辺はシングルでなくても、育児に非協力的なパパの場合は同じ状態もあるのではないでしょうか。

 

今はお父さんたちの協力体制も万全でして「お父さんの会」みたいなものがあったりして、お父さん同士のコミュニティも作られています。

そこから旅行やキャンプが企画されたりして、家族同士のお付き合いも活発に行われたり、、、

 

そんな時はやはりシングルだからとお声がかからなかったり、他の忙しいパパを持つママさんと一緒に参加するも、男手が足りないところの手助けができなくて、申し訳ないと思うことは何度かありました。



物理的に手が足りない

保育園行事だけでなく、日々の家事でも単純に手が足りないことは多々あります。

洗濯はパパが、食事の支度はママが。

 

パパがお風呂入れている間にママがお掃除を。

パパが公園に連れてっている間にママは少し休憩。

なんてことができません。

 

分担ができない分すべてを一人でやることで日常的に子供と向き合う時間は少なくなります。

ただでさえフルタイム勤務の働く母は子供との時間が少ないですが、家に帰ってからもやることが多く、休みの日にまとめて掃除すると子供と公園へ行くのもほんのわずかな時間になることもしばしばです。

 

もちろんジジババの手を借りることで解消できることもあるとは思います。

お休みの日に預けて少し羽を伸ばしたり、、でもそれは日常ではなく非日常です。

日常のあわただしさ、人手の足りなさはどうしても解消できないですよね。

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イベント日(母の日など)の扱い

今の時代特にシングル家庭は珍しくないので、母の日や父の日のイベントを保育園や学校でやることも少ないと思います。

ただ、、「今日は母の日だからママにお花一本買って帰ろうか」な~んて囁く役がいないわけです。

なので、子供は母の日だから何かするっていう思いがなく育ちますw

 

まぁ別にいいんですけどね。

ただイベントを楽しむ・感謝を伝える、というのは意識して教えていかないとサプライズ演出とかしない子になりそうかなと思います。


 

まとめ:困ることはあってもかわいそうではない

いかがでしたか?ざっと書いてきましたがシングル家庭の大変さはこうして文章にしてしまうと大したことなく見えてしまうのが悔しいですね。

 

日常は本当に戦場のようですし、困ることはたくさんあります。また、1人で子育てする、というプレッシャーも半端ないです。

このプレッシャーについては母子家庭の子育て術~ひとり親のプレッシャー~にも書いています。

 

ただ、それでも「シングル」だから「子供がかわいそう」ではありません。

実際シングルだから困ることは多くありますが、だからといってシングル家庭は不幸ではありません

 

親子関係は濃密になりますし、そこで得られる笑顔や信頼は何よりも強いと思います。

子供は「シングル」だからこそ、強くたくましく思いやりをもって生きる力をつけていくと信じています。

-シングルマザー, 幼児期

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