この記事の親子データ
子供:保育園児
親:アラサー 働く母
親の気持ち♥:ドキドキ
産休・育休を経ていよいよ職場復帰!のときって不安だらけですよね。
子育ての大変さを知り、子供とべったりだった1年。やることは授乳・おむつ替え・食事の用意。仕事のことなんてほぼ忘れています。
・産休前ってどうやって仕事していたっけ
・時短で復帰だし、会社に迷惑かけないかな
・これまでと同じ仕事を同じようにできるのかな
もしかしたら復帰を機に別の仕事を任されることもありますよね。
そんな復帰前の不安だらけのママの気持ちが少しでも楽になれば、、ということで私の場合どうしたか、職場復帰ママの仕事術をご紹介します。
復帰後の1年は仕事にならない?
私が職場復帰前に子供のホームドクターに言われた一言が「はじめの1年は仕事できないと思いなさい!」という衝撃の言葉です。
これから仕事する気満々!!!なのにこの言葉。。。うちのシングル事情も知っている仲の良い小児科医でした。その先生から、

という言葉をもらいました。
今思えば、これは本当にそのとおりでして、復帰して2日後に、私は保育園から呼び戻されました。笑
そこから毎週のように体調を崩し、本当に仕事にならない。。。泣
実家が近かったので、預けることもよくありましたが、さすがに1歳児が高熱を出している中仕事に行くのは後ろ髪引かれる思いでして、子供にも実家にも申し訳ない気持ちばかりで、なんでそんなに仕事を優先しなければいけないのか、、と悩むばかりでした。
もちろんうちの場合はシングル家庭なので私が稼がないと生活が成り立たないのですが、それでも何か間違っている、、と自分を責める日々でした。
唯一救われたのが上司が

と動じなかったこと。
正直、はじめの1年はホームドクターの言うように、ほぼ仕事にならない状態で終わりました。
ただ、はじめにそうなる、と言われたことで、まさか~と思いつつも、そういうことか!!と妙に納得し、うちだけじゃない、と構えられたのはよかったと思っています。
プライドを捨てる!新卒に戻ったつもりで仕事に取り組む
私の場合1年というブランクは復帰時に不安でしかありませんでした。
それまで子供の世話しかしておらず、忘れっぽくなっていて、物事を論理的に考えて整理してまとめる、なんてこととは無縁の世界で生きていました。
なのでそこからまた社会に出る、となったとき、私は新卒に戻ったつもりで仕事に戻りました。
特に、産休前とは違う仕事をすることになっていたので、

と堂々と言いながら職場復帰しました。
ただこれは非常によかったと思っていまして、それまでの自分の実績や経験による無駄なプライドを捨てることができました。
この開き直りによって、「ごめんなさい、わかりません」「すみません、子供の事情もあってできません」などなど、、まさにわがままに仕事をさせてもらえる環境を自分で用意できたと思っています。
実際は悔しいですし、なんでまたこんなスタートラインに戻って仕事しないといけないんだ、、とも思いました。
でも、実際仕事中に保育園から呼び出し、はありましたし、他のメンバーよりどうしたって休む機会が多くなってしまいます。
だからこそ、このマインドを堂々と宣言しながら仕事することで、相手も自分もそれまでのポジションやスタンスを超えて一緒に仕事ができたと思っています。
信頼貯金!報連相を徹底する
働く子育てママの一番の恐怖は子供の急な体調不良です。たいてい急なんですが。
保育園での集団生活。おもしろいくらいにいろんな病気をもらってきますw
感染症の場合だと登園禁止。それが5日間に及ぶこともあります。
近くに実家があればいいですが、遠方の場合は難しいですよね。
また感染症だとジジババにうつすのもまた困る、、ということで結局は仕事を休んで面倒を見ないといけない、ということがしょっちゅうです。
こればっかりは仕方ないので「申し訳ない」と必要以上に思うのはやめましょう。
どんな人も昔は赤ん坊。
たくさん病気しながら大人になっているはずですから。
ポイント
申し訳ない、と思うより自分が急に休んでも仕事が回るように準備することを優先すべき
仕事の進捗状況はもちろん、理由があって保留になっている内容、来週着手予定なこと、、などなど。とにかく自分の仕事の状況を逐一報告します。
そしてその業務を誰でもできる状態にするため、ファイルの共有や、ここを見ればわかる、というようなものを用意すべきです。
逆にこれを怠ってしまうと、休み多いな、困るな、と思われてしまい、仕事を任せてもらえなくなります。
時短勤務でも、急な休みがあっても、仕事がとまらない環境を用意する。
これは一見自分でなくてもできる仕事、と思われるようで嫌がる方もいるかもしれませんが、まさにこれが信頼貯金でして、この人に仕事を任せても大丈夫と安心してもらえる材料となります。
休んでしまうと多かれ少なかれ周囲に迷惑をかけてしまいます。その迷惑を最大限少なくする準備はしっかり行うべきでして、そのための報連相は必要以上にすべきです。
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まとめ:効率化が進み信頼を得て仕事ができる人になれる!
実は私は、産休前よりも、育休明けのほうが評価されるようになりまして、時短なのにマネジメントする側にまで昇格し、時短だけど産休前よりお給料が上がる、という不思議な現象が起きましたw
時短勤務で職場復帰してから5年で年収が36%アップしたんです。
特別なことは何もしていなくて、
・初心に返って仕事に一から取り組む
・報連相と共有を怠らない
これをしただけです。仕事の基本ですよね。
ただひとついえるのは、保育園にお迎えに行かなければいけない時間が決まっていたために、自分の仕事の効率化・集中力がとてつもなくあがりました。
それまではやはりどこか時間を無駄に使っていたのだと思います。

それが決まると、どう頑張っても残業できないので、必死でやるわけです。
他の人に声かけられないほど「話しかけるなオーラ」をまとい、優先順位をたてて必要なことを最も効率の良いやり方でやる技術が身に付きました。
職場復帰・時短勤務・急なお休み、マイナス要因ばかりが目につきますが、実は仕事が効率化してより成果を上げられる環境に身がおかれた、と思うと職場復帰するのが楽しみになりませんか?
働くママの底力を見せるときです。めげそうになることもいっぱいありますが、自分を信じて回りを信じて頑張りましょう!!