この記事の親子データ
子供:小学校低学年
親:アラサー 働く母
親の気持ち♥:ドキドキ

この高いハードルをどのように迎えて乗り越えていくのでしょうか。
いつからできる?
何を注意させればよい?
事前に決めるべき子供との約束は?
などなど、共働き家庭では避けて通れない初めてのお留守番問題についてまとめました!
鍵っ子はかわいそう・・?
世間一般でよく聞くこの「鍵っ子はかわいそう」問題

と常々思います。
各ご家庭で様々な事情があってのことです。周りにとやかく言われる筋合いはありません。
・学童が終わる時間にお迎えに行けない
・学童では宿題がすすまないから家でやりたい
・仲の良いお友達が学童行かないので公園で遊びたい
様々な理由で親よりも先に家に帰ってきて、自分で鍵をあけてお留守番をするという選択をすることがあると思います。
家族でよく話し合った上で、子供に鍵を持たせて留守番をさせることが決まったら、世間の声は気にせずに、しっかりと対策をしていきましょう。

でもそれをいつから始めるか・・何に気を付ければいいのか・・
ひとつずつ見ていきましょう!
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初めてのお留守番はいつからできるか
学童が3年生まで、という地域が多いので、やはり3年生くらいから始めるご家庭が多いようですね。
お留守番をするにあたってのはじめの大きなハードルが「一人で鍵をあけて家に入る」です。
もう少し手前でいうと「鍵を持ち歩く」というのも心配がありますよね。

なんて心配が特に男児ではありそうです。

そのため、初めてのお留守番の時期は子供が男児か女児か、によっても変わりそうです。
・自分の持ち物(今持っていなければいけないもの)を確認できる
・忘れ物や落とし物をしない(してもすぐ気づく)
は最低限できるようになっていないと親は不安しかありません。。
初めてのお留守番前にしておくべきこと
鍵の持ち方を決める
一番怖いのは「鍵を落として失くす」です。
これをやると念のため鍵穴ごと替えることが必要となり、想定外にお金がかかってしまうことがあります。
そこで鍵を持たせるときには
例えばこんな伸びるタイプのキーチェーンに鍵を付けて子供が取り出しやすいようにする。
さらにここに鈴をつけて落とした際に音が鳴って気づけるようにする。
などの工夫をするのもよいですね。
鍵を持たせる際に特に子供に伝えておくべきなのは持ち歩き方です。
首から下げる・ランドセルにぶら下げる
これは絶対にやめましょう。これでは鍵っ子(家に大人がいないこと)を宣言して歩いているようなものです。
落下防止のためフックがついたキーホルダーで洋服につけた上で、ポケットに忍ばせておく。
玄関前ではポケットからさっと出すだけ、にするのが一番です。
玄関前でランドセルから鍵を出して・・ともたついているのを見られるのも避けるべきです。

という場合には
こうしたセキュリティキーボックスを用意しておいて暗証番号を覚えるという方法があります。
ただこれはついつい子供がお友達に教えたり、大声で言ってしまったり、、というリスクもあるので家族でよく相談して決めるようにしましょう。
鍵の開け方・閉め方の練習
まず、大人がいるときに開ける・閉めるの練習をさせたほうがよいです。
開けるのに手間取ったり、家に入って鍵をかけわすれたり、出かけるときに閉め忘れたり、、があると危険ですので何度も練習して一人の時でもスムーズにできるようにしたほうが安心です。
我が家では遊びに出かける際に鍵を閉めわすれた・・なんてことを数回やらかしています。
たまに大人でもうっかりすることがありますよね。。
頭ごなしに叱らずに、なぜ危ないか?次やらないためにどうするか?を都度話し合うしかないのかな。。と思います。
緊急連絡先電話番号を覚える
これだけ準備していても、
・鍵を家にわすれて学校に行ってしまった・・
・鍵を学校に置いて帰ってきちゃった・・
などなど何かしらトラブルはおこります。
そんな時にお友達の家で電話を借りて親に連絡する、ということができないといけません。
紙に書いておいたとしても、それをなくす可能性もあるのでしっかり暗記させましょう。
我が家も何度かご近所さんやお友達の家から電話がかかってきたことがあります。。
留守番中の過ごし方を決める
今度は留守番の仕方です。
時間にもよりますが数時間~多いと5時間くらいのお留守番中の過ごし方についても確認しておいたほうがよいでしょう。
・おかしはどこにある?(一度に食べていい量だけ決めた場所に出しておきましょう)
・遊びにいくときは?(どこに誰と行くかの連絡はさせたほうがよいです)
・宿題はいつやるか?(お留守番中に自力でできることはやっておく)
・大人のいない家にお友達を呼ぶのはNG
こうしたことを決めていないと、お菓子食べ放題、お友達と遊んで宿題もやらずテレビ見放題・・・とただの自由時間になってしまいます。
親がいないから自由な時間!ではなく、自分で時間を確認しながら動ける子になるための練習と思って話をしておくことをおすすめします。
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最低限きめておくべきお留守番のルール
いよいよ初めての留守番。
始めは数時間から始めるとよいでしょう。
一人で家にいると急に不安に襲われることがあるかもしれません。無理せず子供のペースで進められるとよいですね。
そして大事なのが留守番時のルールです。
急な訪問(宅配便)や電話、何かトラブルがあった時の対応方法、地震がきたら?などがあった場合にどう動くべきか?を事前にしっかりと話しあう必要があります。
参考に我が家でのお約束事を・・
留守番の時のお約束
◆誰がきてもドアを開けない
◆ 決まった電話以外には出ない
(今はナンバーディスプレイで登録しておけばどこから電話がきたかがわかるので事前にしっかり登録しておきましょう)
◆何かあったら親にすぐ電話する
(親側も緊急電話と思って会議中でも出られる準備をしておくとよいですね)
◆窓は開けない(鍵を閉めておく)
(冬場ヒーター利用の時は換気、、と思いますが、子供には難易度高いので寒ければ着こむ、のほうが簡単です)
◆火を使わない
(これはきつく言っておきましょう。また電子レンジの扱いも教えておくと安心です)
我が家のベースはこんな感じです。
あとは地震がきたらどうする?や、怖い思いをしてママがすぐ帰ってこれない場合はご近所さんに助けを求める、というようなことも機会を見て話しています。
できるだけ具体的に場面想定をしておくと子供もいざというときに動けると思います。
まとめ:しっかり準備をしておけば留守番はできる
いかがでしたでしょうか。
我が家では2年生の後半から鍵を持たせるようになり、仕事都合などでどうしようもない時は先に帰ってきて留守番をしてもらいました。
3年生になると学童へ行きたがらず、自転車に一人で乗れるようになると(2年生までは親の並走が必要)お友達と約束して遊びにいくようになりやりたいほうだい・・
その頃には留守番にも慣れてました。
それでも鍵をわすれる、鍵をしめわすれて遊びに行く、お菓子が全部なくなる、お友達と家で遊ぶ、、などなどいろいろやらかしました。
都度話をしながらひとつずつ解消していくしかないですよね。
そして留守番に慣れて気づけば、自分で時間を確認しながら動ける子になっていました。
計画性・危機管理・トラブル時の対応力 がそれなりについたと思います。
留守番させる不安はありますが、これも親離れ・子離れの一つのきっかけととらえていけるといいですね。