この記事の親子データ
子供:小学校6年生
親:アラフォー 働く母
親の気持ち♥:ドキドキ
受験本番までもう1か月!!
となった時、子供本人はどういう状況ですか?家族の準備は?親として最後の1か月でできることは?体調管理は?
ここまで精一杯がんばってきたその成果は、泣いても笑っても1か月後に「合否」という形で明らかになります。
短くても2年、長い方は3年も4年も頑張ってきたあなたも、あと1か月もたてば、「中学受験」から解放されます。
もう1か月しかない!まだ1か月もある!感じ方はそれぞれですがこのタイミングで起こること、やっておくべきことをまとめていきます。
1月受験に関しては中学受験で1月お試し受験はするべきかにまとめています。
こんな方におすすめ
- 受験本番まで1か月しかなくて焦っている方
- 中学受験の本番直前の状況を知りたい方
過去問対策は戦略
冬期講習が終わり、いよいよ受験直前!
ここまでくると、やるべきことはほぼ明確です。
それは「過去問対策」
子供たちは冬期講習でもいろいろな学校の過去問をやりながら、問題の解き方、パターンを習得しているはずです。
このタイミングではあらゆる問題を解けるようになる、ではなく、落としてはいけない問題を必ず正答する。です。
塾にもよると思いますが、子供たちの得手不得手から、各学校の対策をどこまで丁寧にやるか、が大事です。
それによって子供たちの自信にもなりますからね。
つまりは「戦略」
我が家で子供に伝えた戦略はこんな感じです
各教科の出題傾向を学校別にまとめる
●●学校の算数はオーソドックスな問題しかでないし、答えがあっていればOK
××学校の算数は途中式も配点されるから、たとえ正答できなくても途中式を丁寧にかくべし!
××学校の理科は実験系の問題が多いから資料集を重点的に復習する
△△学校の国語は文章量が多いから読む速度が速くないと間に合わない。正確に読むスピードが求められる
こんな感じで学校ごとの出題傾向を改めてまとめます。
そうすると、各教科対策で今何をすべきか?が明確になります。
配点を知って合格点をどこでとるか意識して過去問を解く
過去問を解く際に、時間の設定はもちろんですが、合格点の設定をします。
その際に必要になるのが配点です。
●●学校の算数では大問の1~5はすべて正答が必要
逆に大問6~8は問①だけ正答すれば合格点をとれるはず。
逆に大問1~5で不安な問題がある場合は大問6~8の問②で補えるようにする。
こんな感じで配点含め伝えておくと、解きながら合格点をとるために、どこに集中すべきかがわかるようになります。
過去問を解いたのちに、子供自身が

だから大問7の問②がわかりそうだからそっちで点とろうと思ってがんばった
みたいな振り返りができるようになるとベストです。
問題を解きながらどこで加点できるか?を冷静に分析できるかが大きなポイントです。
できればこれを少なくとも第一志望の学校では全教科やるべきです。
そうすると、わからない問題があっても、その分をこっちの問題でとれれば合格点に届く、という意識をもって取り組めます。
いかがですか?目指すのは冷静に試験に取り組めることです。
そのための練習が過去問対策です。量をやるでも、繰り返すでもなく、戦略をもって一つ一つの試験に取り組む練習が過去問対策です。
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スケジュールの把握は親の仕事と割り切る
子供には試験に集中してもらうために、裏方の親がやるべき大事なことの一つがスケジュール管理です。
・どの学校をどの日に受けるか
・当日のタイムスケジュール
・出願スケジュールの確認と出願
・受験料・入学金の支払いスケジュール
一言でスケジュールといっても、ざっくりこのくらい親が管理することがあります。
子供では把握できないことがほとんどですので親で一元管理してもれなく対応することが必要です。
我が家ではこんな形で決めた内容をリビングに貼っていました。
●日に●●学校受験、午後受験は×日、それぞれの出願日、受験料支払い日、入学金の締め切りもすべてまとめていました。
特にこれについて話をすることはありませんでしたが、子供もそのスケジュールを見て心構えしていたように思います。
1月受験に関しては中学受験で1月お試し受験はするべきかにまとめています。
夢日記でメンタルケア
受験が直前に迫ると、子供も子供なりに焦りや不安がでてきます。
とはいえ我が家はのんびりした子なので、焦ったりうまくいかなくイライラしたり、はさほどありませんでした。


なので、むしろ親のほうがピリピリしていたかもしれません。もちろんそれは悟られてはいけませんw
そこで、我が家では簡易的な「夢日記」を書きました。家族全員で。
受験が終わったらやりたいことをそれぞれ何個でも書きました。
こうすることで受験が終わることを「楽しみ」にしました。
そしてこれもリビングのいつでも目につくところに貼りました。
思いつけばいつでも追加OK!
今頑張れば、こんなに楽しい未来がある!とわくわくするようにしたのです。
そうすることで受験当日が来ることが「怖い・不安」ではなく「楽しみ」になっていたように思います。
それは子供自身もそうですが、家族全員がそんな気持ちでいました。
一番の親のつとめは体調管理
親が一番ピリピリするのがこれですね。
ここまで頑張ってきた子供。風邪やインフルエンザで本領発揮とならないことは避けたいのが親心です。
我が家は共働きなため、両親が菌をもって帰ることは一番避けたい。。
・外出時(学校・塾・仕事)は親子ともに常時マスク
・手洗いうがいは必須
・乳酸菌は親子で毎日摂取
・帰ってきてからゆっくりお風呂で体を温める
・紅茶(ミルクティーではだめ)を毎日飲む
職場でインフルエンザ罹患者が出るたびにおびえていました。
気休めとわかりつつも

と声かけして病は気からの対策w
完璧な予防・・といわれるとわかりませんが、
「ここまでやってそれでも当日体調崩したら、それはもう仕方ないね。それも運命だわ・・」
と言える(思える)までしっかり予防することが大事だと思います。
少し余談・・・塾の先生からは事前にこんなことを言われます。
もしインフルエンザになったとしたら・・・
・受験日は複数あるからまずあきらめない
・熱が下がって本人が動ければ受験会場に行く
・インフルエンザと言ってはダメ。インフルエンザと聞けば学校は受験させない
・「熱があるけど受験したい」と伝えれば学校側も察して保健室受験ができる学校もある
う~ん、、、この対応・対策には賛否わかれるところがあると思いますが、とにかくこうならないよう、対策はしっかりと!です。
まとめ
もうあと少しで本番。悔いのないように精一杯向き合う。それが一番です。
「中学受験、やってよかった!」
どんな結果がでてもそう思えるよう、やるべきこと・やれることをやっておきましょう。