こんにちは。あかいみのり(@kainori40)です。

変更したいけどどうやればいいのかわからない。
そもそもURLって途中で変えていいのかな。
今回はそんな疑問を解消します。
こちらも例によって私の体験談でして、あまりよくわからないうちにブログを始めた結果、このようなことになりました。
結論から言うとパーマリンクは日本語にはしないほうがいいです。
SEO的に有利とか囁かれることもありますが、日本語にしないほうがいい理由・してしまった場合の変更方法を解説していきます。
今回も超初心者向け、なので難しい話はなしで書いていきますね。
パーマリンクとは?
パーマリンクとは・・・
ウェブサイトの各ページに対して個別に与えられているURLの末尾部分のことです
つまり・・・本記事でいうところの赤枠の部分です
このパーマリンクは記事を書き始めた瞬間に出来上がるものでして、この後に書きますが「後から変更」はめちゃくちゃ大変です。
なので、どんなルールでパーマリンクを付与するか、が非常に大事になります。初期設定の段階でこのルールを決定しておきましょう。
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パーマリンクの設定方法
まずWordPressでの設定方法はこちらです。
ここでカスタム構造を指定しましょう。
理想的な構造は 「/%category%/%postname%/」と言われています。

理想だと「https://www.kainoriblog.com/カテゴリ名/記事タイトル/」ということですね。
なのでこの後はパーマリンクにカテゴリーも入れる前提で話を進めます。
カテゴリーにスラッグ(%category%部分)を設定する
カテゴリをパーマリンクに設定する場合はカテゴリー設定時にスラッグを正しく設定する必要があります。
“スラッグ” は URL に適した形式の名前です。通常はすべて半角小文字で、英数字とハイフンのみが使われます。
と注意書きにあるように、日本語ではなく半角英数字で設定をします。
こうすることで「https://www.kainoriblog.com/blog/」までは自動で生成してくれます。
記事を書く時にタイトル(%postname%部分)を設定する
記事を書いているとき、パーマリンク設定が同時にできますよね。
日本語タイトルの記事を書くと、自動でこのようになっていると思います。
私はこの設定のまま記事を公開していました。。これによってあとで苦労するわけですが、、
ブログを公開する前にこのように半角英数字に変更しましょう。
これでURLの設定は完了です。気を付けるべきは 記事公開時に都度変更すること だけですので忘れずに行いましょう。
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日本語URLはSEOに効果的?
結論から言うと、SEOで大事なのはURLではありません。
・タイトル名
・h2タグ
・ディスクリプション
ここでは詳細は省きますがSEOで重要なのはこれらです。URLを日本語にすることよりも、ここに適切なキーワードを入れる方が効果的です。
URLを日本語にすることでのデメリットの方が圧倒的に多いのでSEOは気にせず日本語URLは避けましょう。
日本語URLを避けるべき理由
ここまで日本語URLにしない前提で設定方法を紹介しましたが、なぜ日本語URLにしないほうがいいのでしょうか。
URLエンコードされてしまう
日本語URLにすると、URLが非常に長くなって表示されることがあります。
たとえば・・
https://www.kainoriblog.com/健康・美容/
↓
https://www.kainoriblog.com/%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%83%BB%E7%BE%8E%E5%AE%B9/
これがURLエンコードされた状態です。
エンコードされてしまうとURLが長くて何の記事だかわかりませんね。。。
URLエンコードとは・・・
URLにある日本語などの文字列を、特殊なコード(記号や英数字の羅列)に変換すること
ブログタイトルの変更ができなくなる
ブログを続けていくとリライトする機会がそれなりに出てきます。
このリライト時にタイトルも変更する、SEOに適したタイトルにしたい、なども出てくると思います。
ただ、ブログ記事作成時にはこのようにタイトル=URLとなっていますよね。
こうなると、タイトル変更した場合にもURLを変更する必要が出てきてしまいます。
タイトルが変わる = 記事URLが変わる = 新記事としてGoogleに認識される
これだと検索順位に影響してしまいます。。
そのため、URLを変更しなくてもブログ記事タイトルを変えられるようにしておくべきです。
Google Search Consoleで分析しにくい
URLエンコードについて書きましたが、私はこれによる一番の弊害がGoogole Search Consoleによる検索流入の分析でした。
Google Search Consoleとは・・・
Google 検索結果でのサイトのパフォーマンスを監視、管理できる Google の無料サービスです
サイトが Google にどのように認識されるかを確認し、検索結果でのサイトのパフォーマンスを最適化できるようになります
つまり、
・どのページがどんなキーワードで検索されているか
・各ページの検索順位・表示回数など
を確認できるのですが、URLエンコードされて表示されてしまうので、どれが何の記事やら・・とわからない状態です・・
↓↓↓
1~7はパッと見て何の記事かが????ですよね。
8のように始めから半角英数字のみでのパーマリンク設定していればどの記事か、は一目瞭然です。
もちろん、デコード(エンコードの逆)をすればどの記事か、を確認することはできますが、手間がかかるのでやはり日本語URLは避けるべき、ということです。

つまり、URLがエンコードされるとURLの意味が失われる上にURLがとても長くなってしまうし、
タイトル変更したくなった場合にURLの変更も必要になってしまうから日本語URLはやめとけってことね。
では、ようやく本題です。

日本語URLは避けるべきはわかったけど、すでにいくつか存在しちゃってる、またはタイトル変更でURLの変更も必要になっちゃった、、
こういう場合の対策についてまとめていきます。
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すでに公開したブログ記事URLを変更する方法
これ実は、、、
ここで変更して公開しなおすだけです。なのでURL変更じたいはとっても「簡単」です。
だから簡単にやってしまいがちなんですが、それによって検索順位に影響する、ということが大事でして、その対策が必要となります。
新しいブログ記事URLをFetchする
Google XML Sitemapsを利用していれば時間がたてばインデックスはされていくと思いますが、今回のように書き換えた場合はできるだけ早くインデックスしたいですよね。
その場合はFetch as Googleを送信しましょう。Fetchの仕方はGoogle Search Consoleから↓のように行えばできます。
「リダイレクトされました」と出たら今度はインデックス登録をリクエストして完了です。
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Googleに過去のURLの記録を削除してもらう
今度はFetchの逆ですね。すでにインデックス登録したURLを、Googleの記録から削除することが必要です。
これをすることで検索結果に表示されないようになります。
ではその手順を見ていきましょう。まず↓↓↓のURLへ接続します。
https://www.google.com/webmasters/tools/removals
この後は削除したいURLを指定して画面のように進めていけば削除リクエストの完了です。時間がたつと(数日かかる場合もあります)ステータスが「削除済み」になるのでこれで完了です。
404エラーに対してリダイレクト処理をおこなう
Googleの記憶からURLを削除できたとしても、すでに被リンクやブックマークされている場合、過去のURLページにアクセスすると、
というような画面が出てしまいます。
ここではこの解消方法をお伝えします。
301・302リダイレクト処理というのを設定すれば、過去のURLにアクセスがきた場合でも好きなページに飛ばすことができます。難しい話は抜きにしたいのですが一応ここでは処理の違いを書いておきます。
301リダイレクト処理・・・新しくなったリンクを恒久的に認識してもらう処理
302リダイレクト処理・・・新しくなったリンクを今だけ、という一時的に変更する処理
今回はもちろん恒久的に変更したいので301の処理が必要です。これはプラグインがあるのでそちらを利用しましょう。
WordPressプラグイン Redirection
いつものようにプラグインをインストールすれば設定は簡単です。
この設定で無効のURL→有効のURLへのリダイレクトが可能になったので、被リンクやブックマークからのアクセスがあっても安心です。
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まとめ:パーマリンクを変更するなら今すぐやりましょう
一番初めに書いたように、パーマリンクは日本語にはしないほうがいい です。
そして、日本語じゃない場合でも、あとから変更も本当ならやめたほうがいいです。
変更は簡単にできてもその後作業にそれなりに時間がかかります。
まだ記事数がすくなければマシですが、過去記事すべて!とかになると泣きたくなります。
ちなみに私は24記事書いたところで決断しました。それなりに時間がかかりましたが今はやってよかったと思っています。
(圧倒的にわかりやすくなりました)
「パーマリンクをこうしてればよかった!」という悩みは、ブロガーあるあるだと思います。
やってみよう!で勢いよくブログを始めて後から変更することはありえることだと思いますので、万が一すでにやっちまった~という方はこのこの記事を参考にして早めに変更をすることをおすすめします。